小さい子どもっていつから勉強って始めるんだろう。小学生低学年くらいのことなら早いうちからできるんじゃないかな?
2歳ぐらいから段々と話すことを覚えて、行動範囲も広がりいろんなことに興味が増えてくる頃だと思います。
小さい子どもをもつ家庭ではどんどんいろんなことをさせてみようと思う頃だと思いますが、実際にどんなことができるのか手探り状態だと思います。
この記事では2歳半の子どもをもつ私が実際にやってみた「くもん」の教材の効果についてお話しします。
結果的にくもんの教材は2歳でも楽しく学べましたが、教材の効果を最大限発揮するところまでは至らず、あくまで遊びの延長として楽しく取り組めたら良いとしておくべきだと思いました。
- ジグソーパズル・・・難易度が低めのときは楽しんでいた:指先機能の発達強化効果
- 漢字カード・・・・・言葉を知る楽しさ:語彙力強化効果
- ことわざカード・・・役に立つのか正直よくわからないが楽しんで取り組んでいた:言葉への興味の強化効果
2歳って何ができるの?
2歳の子どもはどんなことができるのでしょうか。厚生労働省によるとおおむね2歳とは言葉も運動も徐々に機能が発達し、いろんなことに興味がでてくる年代のようです。
おおむね2歳
歩く、走る、跳ぶなどの基本的な運動機能や、指先の機能が発達する。それに伴い、食事、衣類の着脱など身の回りのことを自分でしようとする。また、排泄の自立のための身体的機能も整ってくる。発声が明瞭になり、語彙も著しく増加し、自分の意思や欲求を言葉で表出できるようになる。行動範囲が広が り探索活動が盛んになる中、自我の育ちの表れとして、強く自己主張する姿が 見られる。盛んに模倣し、物事の間の共通性を見いだすことができるようになるとともに、象徴機能の発達により、大人と一緒に簡単なごっこ遊びを楽しむようになる。
厚生労働省 保育所保育指針解説書 より引用
この2歳のときに指先の訓練をしたり、言葉をたくさんかけてあげると興味関心が高まって、好循環が生まれるかもしれませんね。自我の育ちとして俗にいう「イヤイヤ期」も始まるのはこの頃だと思います。
うちの子も一度言い出したら聞かないときは「おとーちー(パパ)は○○するけど、コッペ(子ども)はどうするの?」と質問して答えを聞いて行動するようにしています。
子どもはそこで一度考えて、悲しい気持ちにリセットがかかるのか切り替えて取り組んでくれるようになるのでオススメです。
くもんってどんな会社なの?
一方でくもんとはどんな会社でしょうか。
くもんとは正式には株式会社公文教育研究会という会社で1958年から続く教育メーカーです。
日本の会社ですが、海外にも進出しておりとても大きな会社ということがわかりました。
教室の数は日本のほうが多いですが、学習者数は海外のほうが多いので海外での教室では多くの強化が学ばれているのかもしれませんね。
株式会社公文教育研究会のHP より引用
実は妻もくもんの学習者ということで、娘も1歳になる前からBaby Kumonという赤ちゃん用のコースに一時期通っていました。
その教室で絵本や歌やシールの教材で遊ぶようになり、子どもがかなり気に入っていたので教材の購入も検討してみることにしました。ちなみに購入は大手の通販サイトでの購入です。
くもんの教材で2歳からやってみたもの
くもんの教材はいくつもあって先ほどお話ししたBabyKumonの教室に通うこともできます。
我が家では指先の強化と言葉の発達を狙って以下の3つに取り組んでみました。
取り組んだ結果についてお話ししますね。
くもん教材:ジグソーパズル
一つ目は枠なしのジグソーパズルで最初は2枚のパズルからスタートしました。枠がないタイプのパズルになります。
結構苦戦して最初の頃はなかなかチャレンジもしなかったのですが、ある日突然できるようになって徐々にステップアップしていきました。
横から滑らせてもハマらず、上からうまくハメないといけないので比較的難しいと思います。STEP1では2ピースから6ペースがそれぞれ2種類ずつのセットで、1歳の後半から2歳の初めの頃まで楽しく遊べました。
苦戦すると「できんーーーー!」と怒っていましたが、できると次にどんどん進みたくなっていました。指先の訓練になって、本人も楽しそうにやっていたのでとてもオススメです!
実はSTEP2も引き続きチャレンジしてみたのですが、難易度が上がるらしくなかなかうまく進められていません。
くもん教材:漢字カード
二つ目は漢字カードです。約40枚のカードが入っており、1集は1文字で2集は2文字が一部に混じっています。
実は2集には鰐(わに)とか難しい感じも入っていて、本当に漢字を覚えさせようとしているのか不思議に思いました。ちなみに私は今までの人生でわにを漢字で各場面に遭遇したことはありません。
漢字を覚えるというよりはカードにある絵をみて言葉を覚えるために使っていました。
最初に見せたときはあまり興味を持っていませんでしたが、根気強く「漢字カードやろっか!」と話しかけて、カードを見せていると次第に絵を覚えて「これは?」というと「くちゅ!」と答えてくれるようになりまいた。寝る前に習慣づけてやると2〜3週間ぐらいでほとんど覚えてしまいました。子どもの記憶力は恐るべしですね!
次のステップとして絵柄を覚えていると思うので、今度は裏面の漢字を見せて答えを求めることをしばらくしてみましたが、これはかなり難しいらしく覚えられていません。
くもん教材:ことわざカード
3つ目はことわざカードです。1集に約30枚のカードが入っています。
遊び半分で「やってみよっか!」といいうことで試してみました。
実際には本人は一番気に入っていて、これも2〜3週間で覚えてしまいました。もちろん字は読めないので完全に絵で覚えていると思いますがとても驚きました。
このカードは本当はことわざを覚えてもらうことはもちろんですが、意味をしっかり理解するところまで目指しているものだと思いますが、2歳にはこれ以上は難しいと思い詳しくは教えていません。
ますます子どもの記憶力に驚かせられました!
まとめ
この記事では2歳半の子どもをもつ私が実際にやってみた「くもん」の教材の効果についてお話ししました。
結果的にくもんの教材は2歳でも楽しく学べましたが、教材の効果を最大限発揮するところまでは至らず、あくまで遊びの延長として楽しく取り組めたら良いとしておくべきだと思いました。
本人がやる気になって取り組んだ結果、楽しく取り組めたのでよかったですが、次のステップを急ぎすぎたり、乗り気ではないのに押し付けても逆効果なときがあったのであなたも本人以上に熱心になりすぎないように気をつけてください!
実際にくもんの教材を使ってみてわかったことは以下のとおりでした。
- ジグソーパズル・・・難易度が低めのときは楽しんでいた:指先機能の発達強化効果
- 漢字カード・・・・・言葉を知る楽しさ:語彙力強化効果
- ことわざカード・・・役に立つのか正直よくわからないが楽しんで取り組んでいた:言葉への興味の強化効果
この記事があなたの役に少しでもたてば嬉しいです。
コメント